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２０２２年１１月から従来のＡ４課目に代わって設けられた経路。レッグイールディングが含まれている。常足はほんの少し、後退が登場。
経路図上で緑、青などの矢印の意味は以下の通り。
・経路概要
経路暗記用にまとめました。この経路の参考時間は４分３０秒です。
図上の線の重なりを避けるため一部経路は蹄跡や中央線などから離れて描いてありますが、実際はきちんと蹄跡上を進みます。
・中央線を進み、短蹄跡を左手前で入り、斜め手前変換してから
・中央線に入り、中央で右輪乗り、続けて左輪乗り、後まっすぐ短蹄跡に出て、
・右前蹄跡に入り、長蹄跡中央まで常足、長蹄跡真ん中から斜め手前変換したら、短蹄跡中央から左前駈足発進、長蹄跡中央で左に輪乗り
・長蹄跡から蹄跡を進み、Ａから左へ半輪乗り、中央でシンプルチェンジ、続けて右へ半輪乗り、
・蹄跡を進み長蹄跡中央で右に輪乗り、長蹄跡を進み、短蹄跡中央から
・右に半輪乗り、中央でシンプルチェンジ、続けて左へ半輪乗り、斜め手前変換（中央から速歩）
・Aから中央線に入り、Ｘで停止（終了）。
経路上の配点や採点のポイントは以下の通り。青色文字が採点の着眼点。
（１）１０点満点
採点の着眼点： ペース、停止（３秒以上）、移行の質、直進性、コンタクトと項の位置
A: 収縮速歩で入場
X: 停止-不動-敬礼
尋常速歩で発進
（２）１０点満点
採点の着眼点： 整正、バランス、真直性
C: 左手前蹄跡に入る
CHEKA: 尋常速歩
（３）１０点満点
採点の着眼点： 整正、馬体の屈曲とバランス、巻乗りの大きさと図形
A: 中央線に入る
D: 左へ直径１０ｍの巻乗り
（４）１０点満点
採点の着眼点： 整正、バランス、馬体の屈曲とバランス、巻乗りの大きさと図形
DG: 尋常速歩
G: 右へ直径１０ｍの巻乗り
（５）１０点満点
採点の着眼点： 整正、歩幅の伸展、バランス、真直性、明確な移行
C: 右手前蹄跡に入る
MX(K): 歩幅を伸ばした速歩
（Ｋの手前で歩幅をつめる）
（６）１０点満点
採点の着眼点： 明確な移行、常足の整正、活発さ
KAF: 中間常足
（７）１０点満点
採点の着眼点： 明確な移行、後肢の活発な動き、整正、真直性、伸び伸びとした歩調
FE： 手綱を伸ばした常足（軽いコンタクト）
BH: 中間常足
（８）１０点満点
採点の着眼点： 明確な移行、速歩の整正、バランス、流暢さ、肢の交叉
H: 尋常速歩で発進
C: 中央線に入る
XF: 左へレッグイールディング
FAK: 尋常速足
（９）１０点満点
採点の着眼点： 整正、歩幅の伸展、バランス、真直性、明確な移行
KXM: 歩幅を伸ばした速歩
MC: 尋常速歩
（１０）１０点満点
採点の着眼点： 速歩の整正、バランス、流暢さ、肢の交叉
C: 中央線に入る
XK: 似偽へレッグイールディング
KAFB: 尋常速歩
（１１）１０点満点
採点の着眼点： 明確な移行、駈足の質
B: 左尋常駈足で発進
BMCH: 尋常駈け足
（１２）１０点満点
採点の着眼点： バランス、明確な移行、駈足と常足の整正
HXF: 斜め手前変換
Ｘ前後で尋常速歩を通して中間常足に移行
（１３）１０点満点
採点の着眼点： 明確な移行、駈足の質
F: 右尋常駈足で発進
FAK: 尋常駈足
（１４）１０点満点
採点の着眼点： 駈足の整正、ライダーの明確な動作、セルフキャリッジ、移行、歩幅とフレームの伸展
KH: 中間駈足（ユバシュトライヘンを含む）
HC: 尋常駈足
（１５）１０点満点
採点の着眼点： 明確な移行、速歩の整正
C: 尋常速歩
（１６）１０点満点
採点の着眼点： 停止（３秒以上）、後退の質、明確な移行
X: 停止
３～５歩後退、直ちに尋常速歩で発進
（１７）１０点満点
採点の着眼点： ペース、停止（３秒以上）、移行の質、真直性、コンタクトと項の位置
A: 中央線に入る
X: 停止ー不動ー敬礼
手綱を伸ばした常足でＡより退場
*ユバシュトライヘンとは、騎手が両拳を馬の背峰に沿って約２拳程度前へ出して２～３歩進み、馬のセルフキャリッジを確認する動作
*レッグイールディングの目的は、馬体の柔軟と脚訓致である。
（１８）総合観察 １０点満点x2（係数）
・全体的な印象人馬コンビネーションによる調和のとれた表現：騎手の姿勢と騎座、控えめかつ効力のある扶助）
以上合計１９０点満点
減点すべきもの／ペナルティポイント
・経路違反： １回目 0.5％減、２回目 １％減、３回目 失権
・その他のペナルティー 技術的過失： １回ごとに0.5%減、