以下の課目は2022年11月14日施行の新しい課目として変更されています。(ここをクリックしてください)
・短蹄跡中央から右手前駈歩、長蹄跡中央で15mの輪乗り1回、蹄跡へ戻ったら斜め手前変換、中央でシンプルチェンジ、短蹄跡を真っ直ぐ進み、
・再び長蹄跡中央で15mの輪乗り1回、蹄跡へ戻ったら斜め手前変換、中央でシンプルチェンジ、短蹄跡を真っ直ぐ進む、
・短蹄跡から蹄跡上を進み、長蹄跡先端で半巻き、右手前のまま蹄跡まで戻り、速歩で隅角通過、
・短蹄跡中央から左手前駈歩、長蹄跡の先端で半巻きして左手前のまま隅角まで戻り、隅角から速歩
・短蹄跡中央から右手前駈歩、長蹄跡では中間駈歩、短蹄跡中央から中央線に入ってXで停止。
・全体に共通な留意点
ー 採点表には参考時間4分45秒とあるから、A2課題よりは時間的に長く、駈歩主体で時間も長いから距離的にも長い。
ー Xまでの入場も採点対成っているようで、入場から停止、敬礼、速歩発進までで10点の配点になっている。
ー MやHといった位置を示す標識(標記・マーカー)で運動を起こす(曲がったり、歩様を変えるなど)のは、そこを騎乗者の体が通った時であり、馬の鼻面が通ったときではない。けれども、体が通ったときに扶助を開始するとタイミングが遅れてしまうから、馬の特性を考えて早めの指示だしが必要。特に駈歩だと、距離的にはかなり手前で指示を出さないと遅れがち。
ー 隅角通過は直径6mの巻乗りの1/4の円弧で曲がる。常歩だからといって鋭角すぎないように、駈歩だからといってだらだらと半径が大きくならないように。
ー 失敗したとき(反対駈歩、速歩が常歩に落ちてしまった、など)は直ちに修正する。すぐに直せば大幅減点にはならないらしい。こういうときの修正は素早くやる、だから、じわっとした扶助でモソモソと修正でなく、拍車もピシッとつかうような瞬間的強い扶助で修正する。
C:左手前蹄跡に入る
HXF:歩幅を伸ばした速歩
FA:尋常速歩
以上 10点の配点
採点の着眼点
速歩の整正
歩幅の伸展
明確でスムーズな移行
・Cや隅角ではしっかり半減脚を使って馬の方向を変える。
・C~H、F~Dがだらだらとした円弧にならないように注意。
A:中央線に入る
X:右へ直径10mの巻乗り
以上 10点の配点
採点の着眼点
馬体の屈曲とバランス、
巻乗りの整正
・巻乗りの円がひしゃげないように気をつける。
X:続いて左へ直径10mの巻乗り
以上 10点の配点
採点の着眼点
馬体の屈曲とバランス、
巻乗りの整正
・XからスタートしてXに戻る円となるように注意する。
C:右手前の蹄跡に入る
MXK:歩幅を伸ばした速歩
KA:尋常速歩
以上 10点の配点
採点の着眼点
速歩の整正、
歩幅の伸展、
明確でスムーズな移行
AF:中間常歩
FXH:斜め手前変換、手綱を伸ばした常歩(軽いコンタクト)
HC:中間常歩
以上 10点の配点
採点の着眼点
速歩から常歩への移行
後肢の活発な動き、常歩の整正
伸び伸びとした歩調
明確でスムーズな移行
C:尋常駈歩で発進
CMB:尋常駈歩
以上 10点の配点
採点の着眼点
明確でスムーズな移行
駈歩の質
・もたもたした速歩を入れずに、一歩目からの駈歩が大切。
・Bから巻乗りに入るので、その手前で充分半減脚。
B:右へ直径15mの輪乗り
BFAK:尋常駈歩
以上 10点の配点
採点の着眼点
輪乗りの整正
馬体の屈曲とバランス
KXM:斜め手前変換、尋常駈歩
X:シンプルチェンジ
HCMBF:尋常駈歩
以上 10点の配点
採点の着眼点
バランス、
明確でスムーズな移行
3~5歩の質の良い常歩
・シンプルチェンジでバタバタした速歩を入れないように頑張って常歩に落とす。
E:左へ直径15mの輪乗り
EKAF:尋常駈歩
以上 10点の配点
採点の着眼点
輪乗りの整正
馬体の屈曲、バランス
FXH:斜め手前変換、尋常駈歩
X:シンプルチェンジ
HCMBF:尋常駈歩
以上 10点の配点
採点の着眼点
バランス、
明確でスムーズな移行
3~5歩の質の良い常歩
FD:右へ直径10mの半巻乗り、Bに向かって進む
BM:反対駈歩
MC:尋常速歩
以上 10点の配点
採点の着眼点
半巻乗りの整正、馬体の屈曲
反対駈歩の正しい体勢、バランス
運歩の整正、明確でスムーズな移行
・JEFのWebページの公式PDF掲載ファイルでは半巻乗りではなくて半輪乗りと書いてある。明らかに誤植じゃあないかと思うので、このページでは半輪乗りでなくて、半巻乗りと表記した。直径10mというのは輪乗りと巻乗りの境目の直径だから、直径10mの半輪乗り というのもあるのかも??
C:左尋常駈歩で発進
CHEK:尋常駈歩
以上 10点の配点
採点の着眼点
駈歩へのスムーズな移行
駈歩の整正と質
KD:左へ直径10mの半巻乗り、Eに向かって進む
EH:反対駈歩
HC:尋常速歩
以上 10点の配点
採点の着眼点
半巻乗りの整正、馬体の屈曲
反対駈歩の正しい体勢、バランス
運歩の整正
明確でスムーズな移行
C:左尋常駈歩で発進
CM:尋常駈歩
以上 10点の配点
採点の着眼点
明確でスムーズな移行
駈歩の整正と質
MBF:中間駈歩
FA:尋常駈歩
以上 10点の配点
採点の着眼点
歩幅の伸展とバランス、真直性
駈歩の整正、
A:中央線上に入る
X:停止ー不動ー敬礼
以上 10点の配点
採点の着眼点
ペース、移行の質、真直性
コンタクトと項の位置
・AからXで停止までの配点が多い(短い動きで他並みの配点)のだが、「項の位置」だとか、停止状態でもきちんとハミ受けしている状態でないとダメらしい。
ペナルティポイント
経路違反
1回目:0.5%減
2回目:1%減
3回目:失権
その他の違反は1回ごとに2点減